先月のことですが友達の結婚式で新婦友人スピーチをさせていただいた。
人とサシで話をしたり遊んだりコミュニケーションが苦手な私が人生でこんなことを経験しようとは。結婚式のスピーチなんて、初めて。
話をもらった時はどどどどどどーしよう!?!?ヒョエ〜〜〜となりつつも、仲良くさせてもらってる友達の中でも共通の「好き」が多い友達。
断る事なんて、いやそれよりも声をかけてもらえた事が光栄すぎてやります!!!と返事。(今こうして文字に起こしてるだけでもなんて光栄なお誘いなのとその時を思い出して泣きそう)
人前で話すことも滅多になく友達も嫌だったらいいよ〜なんて気遣ってくれたのだけどそんなそんな、こんな私でよければ!とほぼ二つ返事で返答。
と、同時にネガティブ要素も浮かぶ。
・友達や私を含めた普段仲良くしている仲間内以外にも仲良しの輪が多そうだし学生時代の同級生も多そうなのに私でいいのか...
・私より先にお願いした人もいるかも
・仲間内だと誰ちゃんや誰ちゃんのが付き合いも濃く話し上手なのに、「私」。
ぶんぶんぶんぶん!!(振り払う)
その友達と私は友達の友達(ネット経由)から今に至る間柄。
趣味を通して、ざっくり言うとオタク友達。
外ではうまく感情を出したり会話だったり振る舞えないけど、ネットの中では返事があろうがなかろうが好きに発信したりできる事と同じものが好きな人がたくさんいて共感しあえたりするのが楽しくてよくネットを見ていた私。時には自分で写メ日記と称してヤプログとか使ってみたりして。(今でいうとインスタっぽい?笑)
今ほどSNSがまだ普及する前から繋がりがあって、でも正直どうやって知り合ってどれが初対面だったか記憶にない。知り合ってからちょこちょこ仲間内でご飯に行ったりライブに行ったり遠征もしたり、同い年て卒業旅行も一緒に行ったり。学校にいたら仲良くなるようなタイプじゃなかったかもしれないけど、共通項があるってのはとっても大きいんだなぁと今しみじみ。
さて何話すか..!?とと思い出をピックアップして内容と組み立てるも初対面シーンは定かじゃないしメインになるイベントもどれを選んでいいのやら。と言うかこんな晴れ舞台にへんちくりんなこと言えないしとさらにプレッシャーに追い込まれる..!!!
雰囲気的に他の友達は私がスピーチをするということは知らない様子。相談できず。
何度も何度も、伝えたい「おめでとう」の想いがどの言葉なら一番近いボリュームで且つ素直に届けられるだろうと慣れないので例文を参考にしながら思う。
あぁ語彙力。
色々振り返ってジーンとしながら、考えてはしっくりこなくてもう友人スピーチとかなければいいのに!なんて酷いことを思いつつも(今まで行った結婚式では友人スピーチなかったような)書いては消して書いては消してを繰り返し完成、いざ当日。
スピーチを覚えてちゃんと伝えられる自信がなく(ごめん)シックなカードの中に1枚に無理やり収めた用紙をイン。枚数があるとめくる手間が出てまためくった後緊張で焦点が定まらなくなるから。他ここで息継ぎしたいとこここで段落変わるとか印もつけて準備オッケイ!!
本人にはこのスピーチをもとにもうちょっと詳しく&ラフな口調で書いたオシャレ便箋に清書したお手紙に中身を差し替えて渡しました。
また人前で話すなんて、数年前に社会人3年目の会社説明会で先輩女子社員として話した振り。まぁこれは田舎のちっちゃい記者だったのでしょうがないが。事前のロープレもカンペもあったし相手は何の関係もない学生さんたち、だったのでこの結婚式スピーチの方が100倍緊張した。
涙もろいので結婚式は泣かないように我慢するけどあまり耐えれた試しなし。今回も突然新婦母がサプライズメッセージ挟んできてダーッて泣きそうなのをシクシクポタポタぐらいに何とか抑えつつ。実家に遊びに行ったことがありご家族を知ってるので「ちょっと..お母さん..っ」て新婦本人はウルウルくらいで私が大変だった〜。
司会の方が陽気で声高のお姉さん(年上)で新婦ご家族の知人ということもあり雰囲気が思ったよりも砕けててよかった。けれども自分の番までそわっそわ。
「あ、やばい次だ」と思った時は友達に飲み物注ぐとこだったか注がれるとこだったか、「ごめん私...」って言ったらやっぱり周りは知らなかったようで「え、いどちゃん!?」「いどちゃんなの!?」と言われながら前へ。
テンパりすぎて駆け足でマイクに向かってしまい司会から「焦らなくていいですよ〜足元(階段)気をつけて〜」と突っ込み。すすすすいません..!
会場が正直ちょっと狭目の作りで中央が二段ほど高い作りになっていて、本人からと席次表ではアリーナ再度最前列の席だいえーい!なんて言っていたけどサイドは段が低くなってるのとド横すぎてあんまりお顔見えず..
中央端前方には高砂のみで縦長方形型の会場横に立てないので選手宣誓風に来客者の視線を背後に感じながらのスピーチ..正面から視線をか煮るのも緊張するけど落ち着かないー!
私は早口なので、ゆっくりしゃべることと、相手を見て話すことをより意識して。ハイパー緊張したけど、できたと思う。
一生懸命私なりに考えた言葉なのできちんと伝わるように伝えたいなと。
終わってみて心配になったのは声のボリュームがうるさくなかったか。でも聞こえないよりいいか。内容が絞れてなくて曖昧でわかりにくいとか長いとか声でかいとか、その辺が心配でどう思われたか(こんな子が友達なの的な)怖いけど一生懸命考えた言葉と、こう話したいっていう印や注意点を注意しながら活かして話せた。と思う。カンペありなら当たり前かもだけど。
席に戻った後めっちゃくちゃ身体が熱くてひ〜ってなってる私に友達がポンポンって触れてくれたら「あっつ!!!!」って言われて爆笑。本当に熱かったらしい。笑
「まさかいどちゃんとは思わなかったわ。こんなんあまりやらないよね。」って声かけてくれて誘ってもらった時の自分も驚いたけど周りも驚いてたっぽい。他にやりそうな子いるもんね。でもその子はその子で他の面でいろいろ極力してたりマイク回ってきた時に挨拶してた〜。
参加させてもらえるのがまず何より嬉しいけれどこうやって仲間でいろいろしてあげられるのもいいね。
最後、当日撮影した写真を交えたスライドショーが流れて私が話をしている時の手元の写真が流れてノーーーーーー!!!ってなりました。
そうだよね。写真撮ったりするよね。背後から取られてたよね。
印だらけの汚い手紙(しかもカードから浮かないようマステで止めてた)が抜かれていて一瞬だけど流れてしまいアーッてなりました。
そんな中までは多分みんなに見えてないと思うけどちゃんと書いたやつじゃなくて失礼だったかな..と言ってももう遅いけど..
新郎側のご挨拶はどんなかな〜と思ったら出身地からのビデオレターでした。夜の打ち上げで新郎側の友人さんから「挨拶してた人ですよね、よかったですよ〜」なんて言われて(ちょっと話し上手ないい人だったからお世辞かもしれないけど(ネガティブ))ほっとした〜。
後日にはその新婦の子とラインしていて「挨拶いどちゃんにお願いしてよかった〜」って言われてとってもとっても嬉しかった。こちらこそありがとうだ。
最近ようやっと大人になり色々言えるようになったけどあまり自分から人に連絡したりしなくて。その子はラインをよくくれるので私からも色々と大したことないことも連絡できるようになって、好みが一緒なのでテレビを見ながら「やばいこれ〜!」なんてやりとりもリアルタイムでし合ったりできる数少ない友達。
こう接していいんだなってちょっとお手本になって。積極性の違いはあるけど。
結婚式のBGMは彼女の好きなものがひたすら使われていてすごかった。
オタク勢が湧くわ踊るわ。笑
終始彼女セレクトで私ももし結婚式が後にあるなら曲選びしたいなぁ。
でも全然CDで持っていない。この問題は将来どうにかならないのかしら。
この3連休も彼女と遊びに出かけてきます!