八月納涼歌舞伎を見てきました

八月納涼歌舞伎の二部二幕と三部を見てきました。

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それぞれ別日に頑張って並んできました..気ばかり焦ってめっちゃはやく歌舞伎座につき何時に行っていいかよくわからず、とりあえず、近くで過ごす。笑

三部は見たかったので平日、13時くらいに行って30分後くらいに二部の販売開始で列が動いてギリギリお椅子様に座れました~。嬉しい~。並び始めたころ立ち見でなら二部二幕がまだあって悩んだけど平日にこれるのは今日だけなので三部を優先して。

前後しますが見た順に。

 

・野田版 桜の森の満開の下

初野田さんです。
野田MAPはEテレで観劇にハマる前にエッグを観たことあり。
わかるようでわからずオリンピックの熱狂と病(移植?)の話だった..かしら?わからないけど知りたい気持ちでわからないのに見届けた記憶があります。って最後は覚えていないけど..。転職後、今の会社で偶然エッグを観たことある上司が歌がよくて!とCDを持っていて借りたりもしたな。(音源どこしたっけな...)

野田さんという存在は知っていて、んでこの人の作品はちと難しい、なんてのもなんとなく知っていて。今回納涼歌舞伎が野田さんだー!ってなった時にフォローしている方々が盛り上がっていて、中村兄弟×野田さん(+染五郎さん)の歌舞伎、見てみたい~と、歌舞伎ファンというよりはミーハー魂で観に行ってきました。


結論としては難しい..!いろんな言葉や伏線、シーンがすくいきれてない感じ..!
あと台詞が所々多分聞き取れておらず(私の耳が悪い)物語に乗り遅れてる感じ。ツイッターで見かけるすごい良かった!みたいに言えるほど内容を理解はできず。でもだからといってつまんなかったわけではなく。
あぁそれと今回イヤホンガイドを初めて借りてみました。なかなか聖徳太子状況に慣れず。でも本編中はあまり喋らずで前後にいろいろお話をしてくれるのがなるほどって感じでした。匠っていうのは芸術家のことですよ、とか。夜長姫のキャラクターがいまいちつかめないという方は耳男の原動力(いやこの言葉は使ってなかったけど言い回し忘れた)だと思っておけばいいですよ、みたいなことを教えてくれる。
あ、そうなの?って、まぁそんな感じだけど一幕見終えてなんてはちゃめちゃな姫さんや~!ってなっていたので二幕はちょっとそんな見方をより加えつつ。二幕になると物語も後半なので、オオアマ、マナコ、それぞれの出来事がぐるぐる起きて、そこに耳男と夜長姫の互いに気になるその存在。特に夜長姫の耳男の振り回しぶり。
そして鬼の世界・存在と..要素が多くて、まず坂口安吾のお話に、耳音と夜長姫のお話?耳なし芳一?缶けり?と、どこまでがどちらのお話で、んでこれは野田さんの考えた要素で、いやそれとももともと原作にある設定なのか?と。考えても関係ないのだけどぐるぐる。
染五郎さんが怪しいのはわかりつつも天下を取ろうとしてることに気づいたのも多分遅く、苦笑。国を追いやられてしまった人たちのこととか、鬼たちが人間になりたいこととか、境界線があるようでなくて、点がたくさんあってどことどこが紐付いて、というか、どこが陸続きなのか曖昧な感じというか。
理数系のような「んん~!!」っていう難解さではなく、哲学的な小難しい言葉が並ぶのでもなく、はっきりわかりたいわけじゃないんだけど夜長姫や耳男たちの世界にもっと入り込んでみたいって興味がわく世界。
あと、思ったより野田さんってダジャレとか好きなんだな、笑。小ネタが多く以外でした。幕見席からだと桜は見えません。舞台装置が動くと登場人物も見きれます。だけど舞台の床がとってもきれいでした。
あとあと、鬼たちがとっても綺麗!最後花道へぬけていく鬼の隊列とか。メリーゴーランドも。ジェットコースターとフリーフォールがもうひたすらに可愛い..!
門出二人桃太郎だ缶けりの代わりにハンカチ落としだ、とハンカチ落としはやってる様子を想像してクスリ。桃太郎の衣装は甲冑だけでなく頭の白いやつがかわいいね兎さんみたいで、笑。

イヤホンガイドのインタビューで野田さんがおっしゃっていたのだけど、かんくろうさんの運動量。うん、すごい、笑。阿弖流為、夢幻恋双紙と今回みて、まっすぐな役が似合うなーお兄ちゃん!!!って感じです。あの目力と男っぽさ。いいなぁ~ってなる。
染五郎さんもおちゃめしてるしてる、って所とバーンと肝になる悪いシーンとあってよかった。花道からイルカしょって出てきてイルカの巻き付き具合といいずるい可愛いな登場。壁ドンも最高です。ってこれはマナコあってこそでもある、笑。
早寝姫は登場のすやすやしてるのがめっちゃ可愛かったよ..!
染五郎さんが頂点にたって今度は鬼を退治しようとするあたりでそういう「対象」が必要だとか「やっつけた」ってことが必要っていうのとか、なんかすごい風刺がかっててぬ..ってなった。


耳男と夜長姫は、それぞれ自分の仲で一番存在感を放つ相手であることは見ていてわかる。でもなんだかストレートには相入れなくて、結ばれて欲しいわけでもなくて、うーんこれがイヤホンガイドの行っていたことか、なんて。でも雨宿りもよかったけど耳男が夜長姫に手を差出たところのシーンがなんかとってもぐっときてね。その後手を取る方が夜長姫に逆転する所まで(笑)、よかったな~。二幕は話が沢山展開するし見た目にも楽しいシーンが多くてよかったなぁ。
ラストも気づけば夜長姫も鬼の姿で耳男の前にいて、倒れるまでのそのシーンの美しさったら。
はぁ~~~~すごい~~って。

七之助さんの夜長姫が本当なんて奴だ..って感じなのに目が離せない。結構外国の方がいらしてたけど一幕だけの方とかもいて、こりゃ小ネタ含め話わかるのか、、英訳ってどう訳されてるの逆に気になる、とか思いつつ(英語できません)、ね、旅行の都合はあるけど選ぶとしたら二幕の方をぜひ見てほしかったな~。冒頭とか、見終えた今あらためてみたらもう少し話わかるかなぁ、と思うと見たい気持ちはあるけど、また再演してくれたらいいな。

とっても惹かれる綺麗な世界でした。

 

 

東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖

通称「弥次喜多」って奴です。でも私の中で弥次喜多っていうとクドカンの映画が先に浮かぶ。見てないけれど。でもシネマ歌舞伎でやっていたりハチャメチャだったことを観劇するようになってから知って今回もやるなら見てみようかな、猿之助さん観たことないし、と。週末、すでにお立ち見で並んできました。

オープニングの振り返りムービーが流れて、こんなんだったのか、本当ハチャメチャ面白そう!とワクワク。YJKTのラップで宙吊り登場の二人にうわ〜!と楽しくなる。眉がかわいいよ〜。

前回の内容は知りませんが今回はまた歌舞伎座に戻ってきたという二人がアルバイトすることになりその歌舞伎座で殺人事件が起きるという話。とりあえず見所として香川照之こと中車さんではないでしょうか、笑。例にも漏れず私も昆虫すごいぜ!見てるよ!Eテレ大好きだもん。八割カマキリ二割大和田常務。まさかあのドラマのBGMまで流れるとは思わなかったよ..!そして有名なあの土下座、笑。役名と衣装と家紋と屋敷とポーズがカマキリ。絶対香川さん嬉しいよ!タガメの話とかこないだ聞いたよデジャヴかな..なんて、笑。

劇中劇はわからなかったのだけど狐?さんがとってもかわいい!あの衣装のフリンジの揺れがすごい。観てみたくなった。照明もカラフルなものをたくさん使っていて歌舞伎らしからぬ感じ。だけどもっとはちゃめちゃだと思っていたのでちょっと残念。

知らなかったのだけど若い人が出ていて猿之助さんと染五郎さんの息子ちゃんだったようでかわいかったなぁ。ペア間違えた、なやりとりもあってふふふってなりました。猿之助さんの息子ちゃんかな、姿勢が良くって声がとっても通って素敵だった!

 

 

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私も十月のインド演目、気になります。

 

 

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